【NY外為】ポンドが上昇、英下院がEU離脱法案の修正案を否決
【NY外為】ポンドが上昇、英下院がEU離脱法案の修正案を否決
Robert Fullem
Bloomberg 2018年6月21日 4:51 JST
20日のニューヨーク外国為替市場では、主要通貨は比較的狭いレンジでの推移となった。中央銀行当局者の発言や米中間の貿易問題を巡る懸念再燃、英下院での欧州連合(EU)離脱法案の修正案を巡る採決が材料視された。
ポンドは上昇。英下院はこの日、EU離脱法案の修正案を否決。メイ英首相は重要な議会採決を乗り切った。ユーロはショートカバーが入ったことで下げを縮小。この日は、中国が米国の関税に対して強力な報復措置を取るとの一部報道を受けて、リスク選好が後退した。ドルは主要10通貨に対してまちまちな展開。
ニューヨーク時間午後3時17分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比ほぼ変わらず。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1583ドル。ポンドは0.1%上昇し1ポンド=1.3184ドル。英下院の採決後には一時0.3%高まで上げた。ドルは対円で0.3%高の1ドル=110円43銭。
原題:Sterling Gets Brexit-Vote Boost, Euro Holds Tight: Inside G-10(抜粋)
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