孫正義氏「仮想通貨は投機的価値が先行、技術は始まったばかり」と株主総会で発言
孫正義氏「仮想通貨は投機的価値が先行、技術は始まったばかり」と株主総会で発言
Crypto Times 2018-06-21
6月20日に都内で行われたソフトバンクの株主総会で、孫正義氏がブロックチェーン技術と仮想通貨について言及したことが分かりました。
孫氏は初めにブロックチェーン技術について以下のように述べたようです。
「ブロックチェーンを使ったさまざまな暗号通貨や情報のやりとりは、重要な基幹技術と認識している。われわれのグループの会社が続々と(サービスを)準備し、開始している」
ソフトバンクは先日アメリカのスタートアップ企業クラウドマインズ社と共にブロックチェーンを用いた認証システムの開発に取り組むなど、この発言の通りブロックチェーン技術を積極的に扱っていることが分かります。
また孫氏は仮想通貨について以下のように言及しました。
「ただ、現在世の中にある暗号通貨は、実体的価値よりも投機的価値が先行しているものが多数ある。それぞれの暗号通貨の善しあしを付けるのは難しいが、技術そのものは始まったばかり。さまざまな形で進展すると思うし、グループの会社で使っていく」
仮想通貨は開発がまだ始まっていない段階で時価総額が大きくなっている場合もあるため、「仮想通貨はまだこれからだ」と一部では囁かれていますが孫氏も同意見であることがこの発言から伺えます。
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