ソフトバンクがヤフー株2210億円相当取得-関係強化、株主還元も

ソフトバンクがヤフー株2210億円相当取得-関係強化、株主還元も

古川有希

Bloomberg  2018年7月10日 10:24 JST 更新日時 2018年7月10日 15:10 JST

→株売却方針のアルタバから取得し保有48%に-ヤフーは自社株買い

→「ヤフーの成長を確信、群戦略でのシナジーに期待」と孫社長


ソフトバンクグループ(SBG)は10日、携帯子会社ソフトバンクが米アルタバが保有するヤフー普通株式の2210億円相当を公開買い付け(TOB)で取得するなどの資本関係強化策を発表した。一連の手続きによりSBGグループ全体のヤフー株保有比率は48.17%に拡大する。

  発表資料によると、TOB価格は1株当たり360円。期間は11日から8月8日でソフトバンクはアルタバからヤフー株の10.78%を取得する。ヤフーはほぼこれに相当する比率の同社株をSBGから別のTOBで自己株取得する。アルタバは株の売却後も26.82%を保有する。

  アルタバは米国での法人への減税措置などを背景に2月にヤフー株の売却方針を表明。ヤフー株は下落傾向を強めていた。今回のTOBなど一連の取引はSBGグループとヤフーとの資本関係を強化するとともに、ヤフー株を買い支える株主還元の側面も持つ。


  SBGの孫正義会長兼社長は「ヤフージャパンの将来の成長を強く確信しており、ソフトバンクグループの群戦略におけるソフトバンクとヤフージャパンとの重要なシナジーに期待している」と発表文でコメントした。

  SBGなどの発表を受け、ヤフー株は一時前日比13%高の408円に急騰。2017年2月以来の日中上昇率となった。10日終値は11%高の401円。出来高は前日の8倍を上回る9429万3700株に膨らんだ。

  米国モーニングスターの伊藤和典アナリストは、ヤフーの自社株買いについて「マーケットも期待をしていた」と評価。ただ、アルタバ保有株の行方は依然として不透明な上、ヤフーの電子商取引(eコマース)事業が伸び悩むなど不安要素は残ると指摘した。

(株価を更新しました.)

マリヤ・マグダレナ のブログへようこそ

政治経済、旅行、株式投資、仮想通貨投資を話題にします。 mixi では運営事務局によって一方的に利用停止されて慇懃無礼な退会勧告までいただきました。そのメールには些細な理由が書かれたいましたが、主たる理由は、ネトウヨ天国といわれる mixi が安倍政権に忖度し、その批判に偏狭な対応をするということ。山口敬之と安倍晋三首相との関係を追及すべきであるとのつぶやきと日記がお気に召さなかったようです。

0コメント

  • 1000 / 1000