【新潟県】補正予算案など可決 6月県会閉会 監査委員の選任も
【新潟県】補正予算案など可決 6月県会閉会
監査委員の選任も
新潟日報 2018/07/14 09:15
県議会は13日、6月定例会最終日の本会議を開き、2018年度一般会計補正予算案など15議案を可決または承認した。監査委員を選任するなどの人事案4件に同意。新潟市西区で女児が殺害された事件を受けた子どもの見守り強化などの意見書5件を可決して、閉会した。
一般会計補正予算案は全会一致で可決。歳入歳出にそれぞれ8億5878万円を追加し、総額は1兆2410億8328万円となった。
高波や強風で破損した新潟西港、直江津港の防波堤などの復旧事業に6億4663万円を計上。県工業技術総合研究所(新潟市中央区)への3Dプリンター導入に1億9415万円、19年に新潟市で開かれる20カ国・地域(G20)農相会合の準備費用などに1800万円を盛った。
可決した意見書はいずれも最大会派の自民党が発議した。大阪府北部地震でブロック塀が倒れて女児が死亡した事故を受け、安全な通学路の確保を求めた意見書は全会一致で可決。危険なブロック塀の撤去、改修を早期に進めるための支援を要請した。
東南アジアでの県産品の販路拡大や本県への観光誘客の可能性を調査するため、9月10~14日に香港とタイに県議団を派遣することを決めた。
人事案では、監査委員に県議の石塚健氏(自民)と長部登氏(未来にいがた)を選任した。
全国森林組合連合会の会長就任に伴い、県議会議長に辞職願を提出した村松二郎県議(自民)の辞職を許可した。
一方、県議会は13日までに、西日本豪雨で大きな被害が出た広島、岡山両県に見舞い金を贈ることを決めた。全県議から寄付を募り、両県の義援金口座に各55万円を振り込む。
【政治・行政】 2018/07/14 09:15
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